トランプ外交すでに開始…対中強硬派相次ぎ起用
トランプ氏の勝利宣言後、諸外国の首脳は次々に勝利を祝福するメッセージを送ったが、トランプ政権の発足は2025年1月であるものの、すでに各国の間でトランプ外交は始まっている。トランプ氏も政権人事に着手し、外交・安全保障分野の要職には対中強硬派を相次いて起用するようだ。
~中略~
政権1期目は貿易摩擦激化…2期目はさらに大胆な対中関税措置発動か
トランプ氏は政権1期目の際、米国の対中貿易赤字を是正する手段として、2018年から4回にわたって計3700億ドル相当の中国製品に最大25%の関税を課す制裁措置を次々に打ち出し、それによって中国も報復関税で対応し、米中の間では貿易摩擦が激化していったことは記憶に新しい。
しかし、トランプ氏は今回の選挙戦の最中から中国製品に対する関税を60%に引き上げ、中国車を念頭にメキシコから入ってくる輸入車に対して200%の関税を掛けるなどと主張しており、再選リスクがなくトリプルレッドという状況も影響し、政権2期目は1期目以上に大胆な対中関税措置が発動されることが予想される。
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