上田篤盛による新刊『情報戦の日本史』のご紹介
- 上田 篤盛
- 3月4日
- 読了時間: 2分

上田篤盛による新著が3月27日(木)に発売されます。
既に先行予約が始まっていますので、是非ご覧になって下さい。
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日本はいかにして世界有数のインテリジェンス大国となり、そして没落したのか
本書は、日本における情報戦の歴史とその現代的な意義を探るものである。
古代における中国大陸や朝鮮半島との外交や軍事的駆け引き、武家政権や戦国時代に忍者を活用した謀略、天下統一を巡る熾烈な情報戦、幕末維新期の海外密使による諜報活動、さらに明治以降の大戦における情報戦――。これらは単なる過去の物語ではなく、現代社会における情報活用や意思決定、リスク管理の在り方に多くの示唆を与える重要な事例である。本書では、そうした歴史に埋もれた知恵や教訓を掘り起こす。(はじめにより)
(本書の内容)
第1章 情報戦の黎明――倭国時代〜戦国時代
第2章 情報戦の胎動――戦国時代〜江戸時代
第3章 帝国の挑戦――日清・日露戦争における情報戦の成長
第4章 戦間期の変革――日露戦争後から満州事変まで
第5章 満州事変後の孤独と混乱――満州事変から日中戦争まで
第6章 大東亜戦争の軌跡と情報戦の試練――日中戦争から太平洋戦争勃発まで
第7章 国際情報戦の渦――諸外国の戦略と日本の対応
第8章 無謀な戦争への転落と敗北――情報戦の失敗とその理由
第9章 現代日本の情報戦への教訓――歴史から学ぶ未来への道筋