稲村 悠「退避経路は断絶?」台湾有事シナリオの盲点(過去寄稿記事から抜粋)1月13日の台湾総統選では、民進党の頼清徳候補が勝利を収め、民進党が3期連続で政権を担うこととなった。一方で、総統選と同時に行われた立法委員選では、国民党が第1党となり、民進党は少数与党に転じ、「ねじれ」状態となった。 中国外務省は台湾総統選の結果を受け、「台湾島内の情勢に...
稲村 悠台湾総統選でニセ世論調査が拡散…日本でも「中国の政治工作」は起きるのか?(過去寄稿記事から抜粋)台湾で次々と発覚する中国による選挙介入 台湾の選挙については、過去においても中国によるさまざまな選挙介入が試みられてきた。 その内容は、親中派候補への政治献金、中国に進出する台湾企業の懐柔、経済的・軍事的圧力、プロパガンダなど、多岐にわたる。...
上田 篤盛2030年の台湾有事の認知戦シミュレーション(第2回)社会の不安定化と影響力工作が進展する我が国 ■インテリジェンス・リテラシーを失う国民 2030年現在、国民は大人から子供まで生成AIに依存しています。ChatGPTが登場した当初、教育や学業に様々な影響が及ぶと見られ、国内の大学では、利用の基準を示したり、注意喚起を行ったり...