稲村 悠中国が「日本の最高機密網」侵入の衝撃…3年前の事件が今報じられた裏に“米国の思惑”(過去寄稿記事から抜粋)中国軍のハッカーが日本の最高機密網に侵入 米紙ワシントン・ポストが7日、中国人民解放軍のハッカーが日本の防衛省の“最高機密網”に継続的に侵入していたという衝撃的な事件を報じた。 同紙によれば、2020年、NSAおよび米国サイバー軍の長官だったポール・ナカソネ大将などが急いで...
稲村 悠中国「改正反スパイ法」の重要ポイント(過去寄稿記事から抜粋)中国では反スパイ法が改正され、7月1日に施行された。 改正により、国家の安全と利益に関わる情報を窃取する行為が、新たにスパイ行為の定義に加わるなど対象範囲が拡大され、恣意的運用による摘発の強化が懸念される。 反スパイ法改正の8つのポイント...
稲村 悠中国「国防七校」の危険性(過去寄稿記事から抜粋)中国軍の兵器開発に関わる「国防七校」の危険性 6月2日、政府が閣議決定した答弁書により、2020年度の時点で、中国人民解放軍の兵器開発などと関係が深いとされる中国の「国防七校」のうち、6校から計39人が日本の大学に留学していたことがわかった。...
稲村 悠AI生成のフェイク画像の脅威今年5月、アメリカ国防総省の近くで爆発が起きたとする偽画像がSNSを中心にネット上で拡散され、この影響でニューヨーク株式市場のダウ平均株価が一時、100ドル以上下落する事態となった。 画像はAIで生成されたものとみられ、Twitter上で、アメリカのメディア「ブルームバーグ...
稲村 悠“孔子学院”の危険な実態(過去寄稿記事から抜粋)米国で閉鎖が相次ぐ孔子学院 国内13大学で設置が確認 政府は5月12日に閣議決定した答弁書において、国内の少なくとも13大学に、中国政府による教育機関「孔子学院」が設置されていると明らかにした。 日本で設置が確認されたのは、早稲田大、立命館大、桜美林大、武蔵野大、愛知大、関...
稲村 悠TikTokをアメリカ政府はなぜ禁止したのか…検索履歴やキー入力を収集する「危険アプリ」という事実(過去寄稿記事から抜粋)アメリカでは2月末、連邦政府職員の公用端末での「TikTok」の使用が禁止された。どんな危険性があるのか。「中国の当局が情報を出せと言えば、TikTokやその親会社はそれに従わざるを得ない。実際、TikTokには疑わしい『前科』がある」――。 「明白な国家安全保障上の懸念」...
稲村 悠「母校が同じ」に親近感を抱いたらもう手遅れ…ロシアや中国のスパイが「普通の民間人」を陥れる巧妙な手口(過去寄稿記事から抜粋)ロシアや中国の「スパイ」は、どのように接近してくるのか。元警視庁公安部捜査官/日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さんは「道を尋ねてきて、『母校が同じですね』と話を合わせてくる。親近感を抱いて、会食をともにすれば、どんどん入り込まれてしまう」という――。(後編...
稲村 悠道を尋ねてきた人間はスパイだった…ロシアや中国が「日本の普通の企業の普通の技術」を狙っているワケ(過去寄稿記事から抜粋)ロシアや中国の「スパイ」は、どんな情報を狙っているのか。元警視庁公安部捜査官/日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さんは「スパイ活動の対象になるのは最先端の技術とは限らない。活動を仕掛ける側の国にとっては、一世代前の技術が思わぬ価値を持つ場合もある」という――...