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インテリジェンス・コラム
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稲村 悠
読了時間: 6分
Tiktokリスクから小紅書リスクへの移行
Tiktokの米国サービス停止リスクを背景として、多くのユーザーが「Tiktok難民」として小紅書(RED)へ移行する動きがある。そもそも、Tiktokにおけるリスクとは何であったのか、そして小紅書にはそれ以上の危険性が潜んでいないのか。これらの疑問の背後には、中国企業による情報

稲村 悠
読了時間: 2分
諜報活動の実態(第2回)
日本企業の買収劇で暗躍する人物
次も筆者(稲村)があるIT企業A社の経済安全保障観点を含むリスク評価を実施した際に偶然発覚した事案である。
A社の代表は中国人趙氏(仮名)であるが、趙氏のこれまでの経歴を確認していたところ、不可解な動きが見えた。

稲村 悠
読了時間: 3分
諜報活動の実態(第1回)
複数のレイヤー(関与者や関係企業など)を重ねて情報窃取を画策
二〇二二年、筆者(稲村)は、防衛関連先端技術関連企業Xから退職予定者の日本人Aによる情報持ち出しが疑われるとして調査依頼を受けた。

稲村 悠
読了時間: 2分
2024危機管理産業展(RISCON)セミナー報告-ASISインターナショナル日本支部様より-
2024年10月9日東京ビッグサイトにて行われていた危機管理産業展(RISCON)にてASISセミナーを開催しました。今回は日本カウンターインテリジェンス協会(JCIA)から稲村悠代表理事をお招きし「企業における諜報対策~産業スパイから会社を守るために~」について基調講演とディス

稲村 悠
読了時間: 2分
欧州で相次ぐ中国スパイ事件/厳格に管理された中国諜報活動の実態と日本に求められる施策とは(過去寄稿記事から抜粋)
ドイツで深刻な実態が明るみに ドイツ当局は22日、中国の情報機関のためにスパイ活動をした容疑で、ドイツ人の男女3人を逮捕したと発表した。主犯のドイツ人は、中国国家安全省の指示を受け活動するエージェントで、ドイツ人夫婦が経営する企業を通じてドイツの大学と協定を結び、その一環と...

稲村 悠
読了時間: 2分
中国籍のパスポートセンター職員が「1920人分」個人情報持ち出しか、スパイ防止法があれば事件は防げた?(過去寄稿記事から抜粋)
都パスポートセンターで大量の個人情報を持ち出し 都や警視庁によれば、被疑者は2020年5月~23年3月の間、パスポートセンターの業務を受託するエースシステム(東京都足立区)の契約社員として窓口で勤務。旅券申請者が窓口で提出した戸籍謄本や住民票をコピーしたほか、紙に書き写した...

稲村 悠
読了時間: 9分
スパイに対する企業の技術情報管理策とは
技術獲得を狙うスパイに対し、企業はどのような対応策を検討すべきだろうか。予防、発見・検知、制御の3つのフェーズに分けて解説する。 Preventive Control:予防 <危機意識の醸成/教育・トレーニング> スパイなど技術を獲得しようと狙う動きが「自社の脅威」であると...


稲村 悠
読了時間: 8分
日本における各国スパイ活動の実態
日本にスパイはいるのか 現代では、スパイは当然のように存在しているが、私が企業などに対しスパイについて研修をする際、必ず言われる言葉がある。 「私達の近くにスパイなんているのですか?」 断言しておく。スパイは存在し、皆さんの生活に極めて近い距離にいる。...

稲村 悠
読了時間: 2分
インテリジェンスの観点から考察する中国反スパイ法で拘束された日本人解放への道筋と「日本の覚悟」(過去寄稿記事から抜粋)
インテリジェンスの観点で見る反スパイ法 中国の「反スパイ法」を巡っては、2014年の法施行以来、17名の日本人がスパイ活動への関与を疑われ拘束された。そのうち1名が病死し、6名が刑期を満了したことで釈放され帰国。5名は起訴前に釈放されているが、2023年10月に逮捕されたア...


稲村 悠
読了時間: 5分
中国による合法的な技術獲得の実例とは
中国による“合法的な経済活動”を通じた技術獲得とは 経済安全保障において、技術流出の防止は主要アジェンダの一つである。 技術流出の経路は、諜報活動を含め複数あるが、中でも中国による“合法的な経済活動”を通じた技術獲得は、特に懸念すべき事項だ。 例えば投資・買収だ。...

稲村 悠
読了時間: 5分
中国による違法な技術窃取の実態
中国が関与する技術窃取事件とは 「中国は、我が国において、目的を偽った上での機微情報の収集、先端技術保有企業、防衛関連企業、研究機関等への研究者、技術者、留学生等の派遣、技術移転の働き掛け等、巧妙かつ多様な手段で各種情報収集活動を行っている」と、2022年度版警察白書は中国...

稲村 悠
読了時間: 2分
中国への情報流出、「Temu」などのアプリ以外も危険(過去寄稿記事から抜粋)
プロパガンダ工作に適したTikTokの危険性プロ 中国企業が運営する動画共有アプリ「TikTok」について、かねてその危険性は指摘されている。 米経済誌「フォーブス」によれば、TikTokは、欧州のユーザーに向けて、中国政府のプロパガンダ機関による広告を大量に配信してきたこ...


稲村 悠
読了時間: 2分
中国「改正反スパイ法」の重要ポイント(過去寄稿記事から抜粋)
中国では反スパイ法が改正され、7月1日に施行された。 改正により、国家の安全と利益に関わる情報を窃取する行為が、新たにスパイ行為の定義に加わるなど対象範囲が拡大され、恣意的運用による摘発の強化が懸念される。 反スパイ法改正の8つのポイント...


稲村 悠
読了時間: 2分
中国「国防七校」の危険性(過去寄稿記事から抜粋)
中国軍の兵器開発に関わる「国防七校」の危険性 6月2日、政府が閣議決定した答弁書により、2020年度の時点で、中国人民解放軍の兵器開発などと関係が深いとされる中国の「国防七校」のうち、6校から計39人が日本の大学に留学していたことがわかった。...

稲村 悠
読了時間: 2分
“孔子学院”の危険な実態(過去寄稿記事から抜粋)
米国で閉鎖が相次ぐ孔子学院 国内13大学で設置が確認 政府は5月12日に閣議決定した答弁書において、国内の少なくとも13大学に、中国政府による教育機関「孔子学院」が設置されていると明らかにした。 日本で設置が確認されたのは、早稲田大、立命館大、桜美林大、武蔵野大、愛知大、関...

稲村 悠
読了時間: 2分
「母校が同じ」に親近感を抱いたらもう手遅れ…ロシアや中国のスパイが「普通の民間人」を陥れる巧妙な手口(過去寄稿記事から抜粋)
ロシアや中国の「スパイ」は、どのように接近してくるのか。元警視庁公安部捜査官/日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さんは「道を尋ねてきて、『母校が同じですね』と話を合わせてくる。親近感を抱いて、会食をともにすれば、どんどん入り込まれてしまう」という――。(後編...

稲村 悠
読了時間: 3分
道を尋ねてきた人間はスパイだった…ロシアや中国が「日本の普通の企業の普通の技術」を狙っているワケ(過去寄稿記事から抜粋)
ロシアや中国の「スパイ」は、どんな情報を狙っているのか。元警視庁公安部捜査官/日本カウンターインテリジェンス協会代表理事の稲村悠さんは「スパイ活動の対象になるのは最先端の技術とは限らない。活動を仕掛ける側の国にとっては、一世代前の技術が思わぬ価値を持つ場合もある」という――...
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